炭焼きが香ばしいポルトガル式チキン

オーストラリアの鶏料理は、代表的なものとしてローストチキンとフライドチキンが挙げられます。

これらは「焼く」か「揚げる」かで、調理法が大きく違うわけですが、前者の「焼く」を主体としたローストチキンには、実は二種類あります。

一般的に、スーパーなどで売られている惣菜のローストチキンは、オーストラリアでは「BBQ Chicken」と呼ばれます。よくクリスマスに出てくるような一羽を丸ごとローストした料理で、スタッフィング(詰め物)がお腹の部分に詰められています。

これとは別に「Portuguese Chicken (ポルトガル式チキン)」という料理があります。これはオーブンではなく炭の直火で焼いた「炭焼きチキン」のことを指します。別名「Charcoal Chicken (チャコール チキン)」とも呼ばれていますが、Charcoalとは炭、木炭という意味です。チャコールという色の名前は、炭の色が由来です。

このポルトガル式チキンの有名店が『Frango’s (フランゴーズ)』です。Centralから西に行ったPetersham (ピーターシャム)という場所にあります (他にもいくつか支店があります)

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ポルトガル式チキンは、通常のローストチキンとは異なり、お腹を真っ二つにして身を平たくした状態で焼くのが特徴的です (そのため詰め物は無し)

それを象徴するかのような、平べったい鶏のシンボルがお店の看板となっています。お店のカウンターには、焼かれたチキンが山のように積まれていました。

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チキン半羽とチップスのコンボで$14ほどです。注文するとスタッフが一羽を半分にして、ハサミで食べやすい大きさにカットしてくれます。

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普段食べるローストチキンとは異なり、炭火の香りが香ばしいです。また、直火で焼いてあるので、肉の水分が飛んで身が引き締まってガシガシと歯ごたえがあります。

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フライドポテトなしで一羽で買って、複数回に分けて食べるとコスパがいいかもしれません。

場所がシティから離れた辺鄙なところにあるのと、支払いがキャッシュのみというのが厄介なポイントでしょうか。

チキン専門店では、ローストチキンとポルトガル式チキン両方を売っているお店もあります。平べったいチキンを見たら、それはポルトガル式なので、機会があればローストチキンとどう違うか食べ比べてみると面白いと思います。

お店の情報

98 New Canterbury Rd, Petersham NSW 2049

https://www.zomato.com/sydney/frangos-petersham