パエリアが大好きだ。
もともとエビやカニといった甲殻類が好きなので、これらの旨味が染み込んだ米料理を想像すると、居ても立っても居られなくなる。
ということで、先日その欲求が発動しました。
シドニーでスペイン料理が食べたくなったら、必ず挙がるお店が『Encasa Restaurant (エンカーサ)』です。ここのパエリアは間違いなく美味しいと聞いていたので、早速仕事帰りに寄ってみることにしました。
エンカーサは中心エリア(CBD)のHaymarket(ヘイマーケット)にあります。アジアスーパーや安いバックパッカーズホテルが軒を連ねている中にあるので、うっかりしていると通り過ぎてしまいます。
エンカーサはJTBやHISなどの観光客向けWebサイトでも紹介されているような著名なレストランで、20年以上続く老舗。
「En casa (エンカーサ)」は英語で「At home」という意味です。中に入ると外壁にレンガがあしらわれていてヨーロッパっぽい雰囲気。確かにスペイン人からは故郷の雰囲気を思い出せるのかも。
パエリアはシーフードとチキンのミックス「Paella Mixta」を食べました。
2人前からの注文で、一人$28なので、最低でも$56します。パエリアはけっこー量が多いので、4人とか複数人で行きつつ、パエリアは2人前にしておいて他の料理を楽しむのがオススメです。
(もし余っても、持ち帰って翌日のランチにできます)
パエリアはスペイン本場で何度も食べましたが、向こうでは”おかず”としての認識で、味付が濃い(正確にいうと塩辛い)印象でした (なので、パエリアにパンが出てくる)。
個人的には、日本のお店で出てくるような、魚介の旨味が感じられる主食としてのパエリアが食べたいと思っていたのですが、ここのお店はまさに旨味がお米に閉じ込められていて非常に美味しかったです!
スペイン料理の定番、アヒージョもあります。付け合わせのパンは大きいので、一番小さいので良いでしょう。
生ハムのハモン イベリコを使ったクロケットは、クリームコロッケのようでおつまみのタパスとして最適でした。
飲み物はサングリアがフルーツの香りが爽やかで美味しかったです。ピッチャーで頼んでみんなでシェアすると安上がりかも。
お店も格式ばってなくて入りやすいので、ある程度人数がいるときの食事場所として候補にしやすいと思います。
(シドニーに住んでいると、コスパが良くて米料理が食べられるタイ料理レストランに行くのがあるあるだと思うので笑)
機会があればぜひ!
お店の情報
423 Pitt St, Haymarket NSW 2000